私は3年前に結婚し、主人とふたりきりの生活をしてきました。主人は37歳で私は35です。いわゆるどこにでもある中流家庭ですから、そこまで贅沢な暮らしをできるわけでもないんですが、唯一の楽しみとして年に1回の温泉旅行だけは結婚後、1度も欠かしたことがありません。しかしながら、そこで夫婦の安泰を壊してしまうような出会いがありました。そして、その出会いからはじまった関係は今も続いているのです。どういうことかと言えば、私は今、不倫しているのです。婚外恋愛なんていう言葉があるのは知っていましたが、まさか自分がそういうことをするとは思ってもいませんでした。出会いは温泉で、夫と行ったのですが、夫は早めに寝てしまい、夜遅い時間に私ひとりで貸切風呂に向かったのです。
そこは大浴場と呼ばれるところもあるんですが、それとは別に家族やカップルで入れる貸切風呂もあるのです。せっかくなら誰にも会わないで済むからと貸切風呂を贅沢にひとりで使おうとして向かったのですが、お風呂に入ろうとしたとき、その人に声をかけられました。要はナンパです。でも、相手は酔っていたので無視してお風呂に入ろうとしたのですが、その人は中までついてきました。年齢は50代くらいで、いかにもおじさんという言葉が似合うお腹の出た感じの人でした。酔っていたので、このままでは変なことをされるかもしれないと思い、大きな声を出そうかとも思ったのですが、怖くて声が出ませんでした。
でも、彼のほうも無理やり何かをしてくるというわけではなく、その場で落ち着いた様子で私に質問をしてきました。年齢や誰と温泉に来ているのかを聞かれました。緊張していたため、素直に答えてしまったのですが、答えを聞いた相手は「キミにひと目惚れした」と言ってきたのです。酔っぱらいの戯言と思っていたのですが、その後も真面目な口調で語るのです。落ち着いたしゃべり口調に私も聞き入ってしまい、気づいたら緊張することもなく、彼と温泉の脱衣所で向き合ってしまったのです。同時に私の中に変な考えが浮かんできました。このシチュエーションで私が隙を見せれば、おそらく彼は即座に私を襲ってくるに違いないと考えたのです。
本来なら怖がるところですが、私の中にあったエムの部分が引き出されたようで、それを望むような自分がいたのです。要は夫が寝ているときに見ず知らずのおじさんにセックスされたいと考えたのです。自分でもどうしてそんな考え方が出てきたのかわからず、その場で少しばかりパニックのようになったのですが、それでも自分の中にある性欲がおさえきれないものになっていたのです。そのため、私はまだ口説くために落ち着いた口調で話を続けるおじさんに目を向けながらも、挑発するために自分の浴衣の帯を解いてみたのです。帯が取れると同時に浴衣は前開きになり、下着があらわになりました。おじさんの目も当然、そちらに向きました。その後は私が何かしなくても済む状況でした。
おじさんは貸切風呂の入口を閉めてカギをすると、私に襲いかかってきたのです。そして、そのままお互いに裸になり、お風呂の中で声を出さないようにしながらセックスしました。私は彼に抱かれながら、自分がどうしてこんなことをしたのか、その答えがわかりました。私は結婚後、主人からたしかに愛情を受けていましたが、性的な部分では一致しない部分もあって、その点では不満を心の奥底に抱えていたのです。主人は愛情たっぷりのエッチをしてくれますが、私が本当にしてほしかったのは、私を無理やり押さえ込んだり、恥ずかしい思いをさせるようなものです。自分でもそういう自分がいることにこれまで気づいていませんでしたが、このおじさんと出会って自分の本当の姿に気づいたのです。
そして、そこから私とおじさんは不倫関係をスタートさせました。私の家は新潟の燕市にあり、おじさんは今だにどこに住んでいるのかは知りません。でも、いつも待ち合わせのときには私の行きやすい駅まで迎えに来てくれます。その点は気になっていますが、所詮は不倫という関係なので、あまり細かいことは知らなくてもいいのかなと思っています。おじさんにはいつもホテルに連れ込んでもらったあと、私をまるでレイプするかのような感覚でエッチしてもらっています。
道具などを使うことも増えていますし、おじさんもそういう行為が大好きみたいで、いつも興奮しています。本来ならば、こういうプレイを主人がしてくれたら最高とも思うのですが、おそらく主人が相手だとここまでの興奮を得られないような気がしています。住んでいる家さえ知らない相手に抱かれているからこそ、興奮できるんだと思います。要は主人とは別物の興奮を得られる相手がおじさんなのです。これからもたくさん抱かれて楽しみたいと思っています。
